札幌本部 2022.05.28 「時計台サロン」がホールで復活へ 北海道大学農学部と北海道新聞編集局の連携協力協定に基づき共催している「時計台サロン 農学部に聴いてみよう」(当会後援)が6月14日、札幌市時計台ホール(中央区北1条西2丁目)でのリアル開催のかたちで2年3か月ぶりに復活します。また、オンライン配信も行う「ハイブリッド」に初めて取り組みます。詳しくは上のポスターをご覧ください。 時計台サロンは「農と食」を広く市民とともに学ぶ市民公開講座として2012年4月にスタートしました。農学部の現役教員、同窓会員、関連する研究者や企業人などが講師として話題を提供。50~150人ほどの幅で毎回多くの市民が参加し、時計台の諸行事を代表する看板イベントに成長してきました。 扱うテーマは、農学部の多様性を反映した幅広いものになっています。野菜や果物、米、麦、花卉、家畜、乳製品、ワイン、昆虫、キノコ、遺伝、気象、環境、防災、水産、北海道開発、TPP、グローバリズム、新渡戸稲造・・などといったバラエティーです。共催者の農学部と道新、後援の当会と道が実行委員会を構成し、毎回参加者の要望を聴きながらテーマを慎重に選び、分かり易く、面白い話題を、優しい言葉で提供しつづけています。 1回に付き講師2人を基本とし、当初は毎月1回、後に隔月で時計台2階のホールで開催してきました。2019年6月に記念すべき第50回「北大農学部の歴史と未来」を開き、翌年2月に第54回「北海道米の魅力」を開催した後は、新型コロナウイルスの蔓延防止の観点から開催中止に追い込まれましたが、2021年2月に第55回「放射性物質で汚染された農地での食物生産を考える」がオンライン配信(リモート質疑応答付き)形式で復活。2022年4月にも同様のかたちで第56回「ダイズとアズキの豆知識」を開催しました。