一般社団法人「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」が毎年８回程度開催している「新渡戸遠友館（仮称）建設支援連続講座」の2022年度ラインナップが決まりました。

いずれも興味深いテーマと講師陣ですが、11月には北大大学院農学研究院の曾根輝雄教授が「北海道のワイン：現在と未来」と題し講演します。「エルムの森プロジェクト」が学内のクラーク像向かいの旧昆虫学・養蚕学教室を改修して完成を目指す「ワイン教育研究センター」で、ますます注目される北海道ワインの振興に、北大がどうコミットするか、などに話題が及ぶとみられます。

また、来年２月には一般財団法人北海道報徳社の柴田浩一郎元常務理事が「二宮尊徳と北海道」について講演します。北海道開拓には尊徳の報徳思想とそれを胸にした報徳人たちの努力が不可欠でしたが、報徳思想は、新渡戸稲造や賀川豊彦の活動にも影響を与えたともみられます。

各回とも対面講座で、道民カレッジ連携講座ともなっています。札幌農学同窓会も共催に加わり、多面的にバックアップしています。ふるってご参加ください。

（事務局）