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札幌本部

2021.07.12

経済学部同窓会も物資支援

 北大経済学部・経済学院同窓会は6月23~25日の3日間、新型コロナウイルス禍で苦しむ学生院生に、食料と日用品などの物資を配給しました。

 同会が同窓の先輩諸氏に寄附を呼びかけたところ、100万円以上が集まったため、物資を購入して物資を準備。同学部と同学院の計約900人の学生院生に知らせると138人が受け取りを希望しました。学生たちは3日に分けて1度ずつ会場支援を訪れ、それぞれ好きな物を袋に詰めて持ち帰りました。

 また3日間延べ15人の学生がバイト雇用され、物資を並べたり、来場学生を案内したりしました。バイト料は寄附金から支給されました。

 配給会場となった教室の机には、購入したおコメやカップ麺、お菓子、生野菜、トイレットペーパーなどのほか、大学当局から提供された備蓄用の缶入りパンや水も並べられました。来場した学生たちは、机1つから物資1個を選ぶようにとのルールに沿って、次々に選んでいました。

 学生たちが書いたアンケートには「同窓会を初めて身近なものに感じた」「自分も同窓会の一員だと分かりました」などと書かれていました。

 札幌農学同窓会は、2020年のおコメと牛乳の配給と関連バイト雇用などの経験をもとに、経済学部同窓会へ必要な情報を提供してきました。両同窓会は、北大の基礎同窓会として、さまざまな連携をしていくことで一致しています。

 【上の写真】物資配給会場の教室でおコメなどを受け取る経済学部の学生たちと、会場整理のバイト生たち=2021年6月24日、軍艦講堂第2教室